北折一ブログ

2014年12月12日

その4.鳥取の続き。

じつは、去年からすご〜く鳥取多いんです。もう6回かな。
そして、4月にもまたおじゃまできそうな気配。うれしいです。
砂丘も行ったし、遊覧船にも乗ったし、釣りもしたし、潜って銛突きもしたし(フグしかいなかったけど)、古い街並みも散歩したし、天文台にも行ったし、カニも食べたし、歌ったし。。。。
知る人ぞ知る!この半年間、7月から12月までず〜〜っと大変な思いで書き続けてきた、おもに産業保健師さん向けのメルマガQ-STATIONの最終回(12月22日掲載予定)にも、鳥取市の方々にアドバイスさせていただいたお仕事のことを、大公開!!いたします。
 http://q-station.biz/
変えれば変わる!その実践編の記録です。
健康づくりに携わる人なら、無料でバックナンバーも読み放題ですからね〜。

で、そんな鳥取の、忘れられない思い出の一つを。
前回に引き続き、10月19日の出来事です。

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鳥取で感激したことがもう一つありました。
それは、「ガッテン」が始まったころにアルバイトをしていた学生君の
お母さまが、わざわざ控室を訪ねてくださったこと。
鳥取のご在住だということは記憶がありませんでしたが、
お母さまには5年前の秋に、東京で一度お会いしています。
その時には、彼がどういういきさつでバイトを始めたか、
どんな仕事をしていたか、あるいは、その中でのエピソードなど、
覚えている限りのことをお話ししました。
そしてこの日も、同じような話をしました。


東工大のロボット研究会というサークルの一員だった彼は、
いきなり部室を訪ねた番組ディレクター(ぼくです)の
急な依頼に快く応じてくれて、とってもユニークな
「カラス撃退ロボット」を作ってくれました。
ぼくは彼らのことがいっぺんに好きになり、バイトに迎え入れました。
その後も、番組からのムチャ振りに対して、
ノラ猫の追尾システムやら腰椎センサーなど、
いろんな機械メーカーと勝手に交渉しては、いろんな部品をタダ同然で入手して、
楽しそうに作ってくれました。
ガッテン調査隊として白衣を着て画面に登場したことも、しばしば。
講演開始直前で、短い時間ではありましたが、カラス撃退ロボットを
渋谷の飲食街のごみ置き場に設置したときのホームレスのことなど、
楽しかった思い出を、彼のお母さまと語り合いました。

この日は、たまたま講演の演題に「ガッテン流」という言葉があるのを知り、
当日の朝、5年前のお通夜のときの名簿を見返して、
そこにぼくが書き込んだ名前を見つけて来られたとのことでした。

演題は、必ず主催者の方につけていただくようにしています。
「ガッテンという言葉を入れても大丈夫でしょうか?」という問いを
よくいただくのですが、ぼくは「どちらでもかまいません」と答えています。
そのことが、今回のお母さまとの再会を引き寄せてくれました。

当時の仲間は、30代にして慶應の教授になった子や、
有名メーカーのエライ人になってる子、会社を興した社長さんなど、
それぞれの道を歩んでいますが、みんな、今でも折を見て、
彼を偲んで 鳥取に集まってくれているそうです。
遠い日、ガッテンTシャツを着ていた若者たちが。。。

その話を聞いたのが本番の始まる数分前。涙をこらえるのが大変でした。
おかげで、冒頭のギャグをひとつ、言い忘れてしまいました。。。




posted by kitaori at 00:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 罪滅ぼし、ツアー記

2014年12月10日

その3「鳥取で昼間っから星を見る」編

おかげさまで、保健師さん向けに書いているメルマガ連載記事も、
ようやく最終回を書き終えました。
7月〜12月の半年間、原稿用紙で言うと、毎週5〜10枚分。
たいへんだったなー。
健康づくりに携わる人なら誰でも無料で登録OK!
メルマガ「Q−STATION」 http://q-station.biz/
ですからね。まだの方は是非ご登録を!!
バックナンバーもすべて読めます。
では、この秋の旅を振り返る、罪滅ぼしツアー記の第3弾、
10月18日の小さな旅です。

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鳥取でのお仕事のついでに、
山奥の天文台に行ってきました。
今は鳥取市内ですが、合併前は佐治村立。
国内有数のでっかい望遠鏡がいつでも公開されてます。
真っ昼間っから火星が見えるとは知らなんだ。
ピンクでかわいい星でした。
2014101815350001.jpg
なんでこんなところに行ったかというと、
「存亡の危機」だからです。
天文ニュースの当たり年以外のお客さんはジリ貧、
佐治村だったときには、村の威信にかけても守らねばという力も働きましたが、
合併後は街場の議員たちから「お荷物」との指摘も受け、ピンチなのです。
予算もどんどん削られる中、
職員が知恵を絞って何とかしのいでいるけど、
それだけでは限界も近いのでアイデアを貸してほしい、
とのご依頼を受けて、お出かけしたのです。
2014101816030000.jpg
めちゃかわいい施設でしたよ〜。
40席のアットホームなプラネタリウムは、
解説中に子どもたちが自由に話しかけてちゃうそうです。
何と言っても魅力的なのは、
宿泊棟。各棟にひとつずつでっかい望遠鏡が併設されてて、
まったくの素人でも、一晩中勝手にいじりまくってOKなのです。
長野なんかの高原リゾートには、天文マニアのペンションもありそうですが、
本格天文施設と日本家屋とのミスマッチ感が、
何とも言えない味わい。
家ン中に天文台って、そうそうあるもんじゃないでしょ。
しかも、持ち込み自由のやりたい放題。
山梨あたりにあればなーとも思うのですが、
都会からすご〜〜く離れた漆黒こそが、ここの価値。
何にもない里の風景もなかなかのものです。
みなさんもアイデア貸してくださいねー。
「さじアストロパーク」で検索してね。
2014101814390000.jpg
夜は、星の観察会を終えた天文台の職員さんと、
港に釣りに行きました。
小アジくらいしか釣れなかったけど、
そんなことでもないと会えなかった人といろんな話をしながら海を見つめるのも、
また楽しいもんです。2014101816030002.jpg







posted by kitaori at 15:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 罪滅ぼし、ツアー記

2014年12月05日

罪滅ぼし、ツアー記A

反応が見えないので、「好評につき」とは言えないまま、
第2弾は、9月24日の出来事です。山口県岩国市の結婚式の続編です。
仕事の話じゃなくっても、べつにいいのかもね。

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披露宴の翌日は、元オレンジページの編集長山本洋子さんご夫妻と、
蔵元さんを訪ねました。朝からみんな働いてましたよー、蔵人さん達。
「山口の山奥の小さな蔵」だったはずが、なんとちょー過疎地に3つ目のビル建設中!!
しかも12階建て!!!
ふつーだと、売れたからといって急に事業拡大すると、風当たりも強くなるし、
必ず「あそこも味が落ちた」と言いたがる人が山ほど現れるんですけどね、
ぼくはまったくそーゆー気持ちになれません。
確かに焼酎ブームの頃には、裏山をガリガリ削って無理な増産をして結局こけた事例もあるし、まさにガリガリ削ってる現場を目撃したこともあります。
熟成期間を短縮して、驚くほど味が落ちた焼酎も、事実ありました。
でもここの社長さんは、単なるいけいけどんどんとは、そーとー違う。
ま、細かくは書きませんが、いつお会いしても十数年前とま〜〜〜ったく人柄が変わらない方で、しかも考え方もおもしろいのです。
「売れるもんだから仕方ないんですよ」という言い方を表面的にとらえれば、勝者の弁を語る天狗のようにも聞こえるけれど、おいしいといって飲んでくれる人のところに届けたい気持ちがハンパなく強くて、それが届けられないことが尋常じゃなく悔しい!というのがベースにあるのが、ぼくには「めちゃ共感」なのです。
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最近ぼくは、講演をお受けする条件として、「会場での拙著の販売に積極的にご許可をいただけること」というのを設けました。
「本も売らせてくれないようなところに行きたくない」と受け取られる可能性もあるとわかっていながらそうしたのは、「本を手に入れて読んでみたい」というお客さんが現れた時に、そのハードルを低くするという、他ではどこでも行っているサービスを、「公的機関なもんで。」くらいの言い分で「うちの町の住民にはしてくれなくていいんで」と簡単におっしゃる主催者では残念過ぎるから、というだけのことです。
(本は売れても赤字になるような価格設定にしてるし印税は全額寄付してるので、ぼくにとってはただ面倒で損な作業でもあります。でも準備だけはしておきたいのです。)
主催者がそうだからといってぼくが行かないのは、お客さんに対するサービスとして間違ってるんじゃないかという思いもあります。お客さんには何の落ち度もないわけですし。
まあね。ぼくの体を増産できればいいんですけどねー。そしたらそんな条件取っ払って、どこにでもお客さんのためだけにおじゃまできるんだけどなー。

話は戻りますが、小さな酒蔵が巨大なビルになっちゃったのは、単に近所に平らな土地が無いからです。山間部の寒村には少しも似合わない風景ですが、それをどうとらえるか。この蔵について何にも知らなかったら、山村好きのぼくとしては、いやだったろうなー。2014092412540000.jpg
でもね。お酒の品質管理に特化した、めちゃ機能的な建物になりそうで、楽しみです。仕込みタンクを大型化すればもっと省スペース化もできたでしょうが、品質優先だとしょーがないのも、造りをちょっとかじった経験からよく理解できます。
もしも社長が成金趣味だったら、「外観を周りの自然にマッチさせました」とか言って、かえって不自然なものになってたでしょーね。

どーでもいいんですが、工事現場の防護柵には「獺(かわうそ)」の写真がプリントされてました。ちなみに、お酒の名前に獺の文字が入るきっかけになったのは、ここが「獺越(おそごえ)」という名の地区だったから、なんですよー。かつては、カワウソもいたであろうこの川、今も初夏にはホタルだらけ、なんだそうです。
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posted by kitaori at 02:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 罪滅ぼし、ツアー記