地方の講演の際には、その町の住民さんの健康状況を下調べするのですが、
佐渡では驚愕の事実!!!
平均寿命と健康寿命との差が、ギャグかと思うくらい短いのです。
厚生労働省の出してる数字では、平均寿命から健康寿命を引いた数値は、
男性で9.1年。女性では12.7年とされてます。
つまり、人生の最後に人のご厄介になって過ごさねばならない不健康な時間を9年から13年ほど過ごしてから、人は死ぬということです。
それがねー!!
佐渡では、男性が0.5年。女性では1.07年です。
なんすかこれ!?
ってくらい、皆が最後の最後まで元気で過ごしているってことです。
いちばんの理由は、ありきたりだけど、
「不便も多い生活だから」なのだと思います。真ん中に平らな土地はあるけどほとんど傾斜地で、足腰が鍛えられ、畑仕事と果樹栽培をかなりの高齢者でもこなしてます。
そして、必然的に地元の品が中心の食生活。
てゆーかねえ。
ホントに元気なのですよ、会場に集まったお客さんたちが。
どう見ても80は軽く超えてそうな人たちが、前の方の席をびっしりと埋めてるんですよ。
もうメタボとかどうでもよさそうな、つーかメタボ健診74歳までですから!!
でね…。
ぼくが受けたテーマは「さらば!メタボよ、むし歯・歯周病よ」だったのに、主催者の方が、それとは別に、会場の賑やかしに大きな看板を作ってくれてました。それがですねー。
「ガッテン流!元気で長生きする秘策教えます!!」だったりするわけですよ〜。
さあどうかな〜、佐渡ヶ島。
それぼく、聞いてないですから!!と言っても、もうしょーがない。
「長生きの達人集団」に向かって、「長生きの秘策」を50の若造が語るという、
不思議な事態に、しっかりと立ち向かってきました。
そのために必死で考えた最初のギャグが、
「看板にはそう書いてあるんですけど、自慢じゃないんですが、ぼくは生まれてこの方!ただの一度たりとも!!…長生きはしたことありませんから」。
これが、受けてくれてホントに助かりました。
終了後、背筋のピンとした90過ぎのおじいちゃんが、メタボ対策の話を聞いて「また長生きできる」とうれしそうに僕に話しかけてくれるんですよ。
いやーすごいす、佐渡。
もちろん、佐渡でも40〜50代の方々の健康状況が悪くなってる実態もあります。
でもねー。イベント全体が温かい空気に満たされていて、
なんだか本当に「佐渡は幸せの島」を実感する一日でした。
あ!!この日もまた、タイトルに「ガッテン」という名がついていたことの、うれしいエピソードがありました。
なんと。元ガッテンのディレクターのご両親が一升瓶持って来てくださったのです。
「能力のないダメな息子を引っ張り上げてくださって感謝してます」と。
ちなみに彼は今、「ダーウィンが来た!」を頑張って作ってます。
その翌日の日曜日も、佐渡はあきれるほどのいいお天気でした。
(写真は、新潟県最大の湖・加茂湖です。)
こんなに日に家族と遊びもせず、地域の行事が目白押しにもかかわらず、朝から午後まで健康づくりの研修を受講する女性たちが、佐渡にはいました。
たまたまぼくが佐渡に来ることを知り、有志だけでお金を出し合って講師料を工面して集まってくれた人たち。
完全手づくり、少人数主義で、みっちりと5時間半・休憩含む。
一人アタマかなり高額の負担だったためもあるのか、皆さんホント真面目にしっかりと聴いてくれました。 お昼には手製のデザートまで用意してくれて。
こんなのは初めて!!
そーゆー「本気な」保健師さんたちがしっかり存在することも、佐渡の健康寿命が長い理由の一つでしょう。
あんなに真剣に聞いていただけると、ぼくの方もつい力が入ってしまいます。まだまだ島の皆さんのお力になりたい気持ちで一杯になるのでした。
まあでも!!この島との縁は切れないな。
友達の友達、というだけでめちゃ熱心に島を案内してくださった、
佐渡ジオパークガイド協会の岩立さん。
友達の友達、というだけで、美味しい海産物を食べさせてくださった、
めちゃかわいくて美人の丸中商店のおかみさん。
友達の友達、というだけでおいしいお酒にお寿司にラーメンにギョーザまでごちそうしてくださった、北雪の蔵元さん。
もちろん、自主研修会を開いてくださった保健事業に従事する皆さん。
そして、真面目で熱心な仕事ぶりの、サドテレビの皆さん。
などなど、またすぐにでも会いたい人たちばかりです。
てゆーか、絶対来るし!!
新潟に向かうジェットフォイルの出航時、窓から遠くの岸壁を見やると、
はるか向こうに巨大な虫取り網を持ったおじさんが。
同じおじさんに違いないね、同じ場所だし。またサヨリ獲ってるんだ。
去りがたし、佐渡。。。
と思ったら、港を出て数分後に、0259から始まる番号で電話が入りました。
佐渡の人の未練が、ぼくを引き戻そうとしてくれているのか。。。。!?
「すみません、ルームキーお持ちのままじゃないですか?」
「え?あれ?あ、はいありました」
…やっぱ、切れそうにないね、このご縁は。
そしてやっぱりやらかしました。家に着く目前、小田急線にお土産忘れてきました〜〜〜〜〜"(-""-)" 佐渡汽船の売店で買った、コブダイの形の鯛焼き、かわいかったのになー。つぶさないようにすごーく気を使って、船〜バス〜新幹線〜JR〜小田急乗り継いだのになー。。。