2020年11月19日
てんびん。
ゼロではないけどゼロに近い。
ゼロに近いけどゼロではない。
そーゆーものをどう評価するか、ですね。
これって、ほぼ同じだけど同じではない。
ニュアンスがまったく違いますからねー。
何のことかと言うと、
「講演」を開催するかどうかのことです。
新コロ、感染しちゃうかどうかで言えば、
講演はライブハウスやカラオケに比べたら、
「飛沫が飛んでそれを吸っちゃう可能性」も
「飛沫が付着したものに接触しちゃう可能性」も、
ゼロと言っても過言ではないほど、きわめてゼロに近い。
(もちろんそれなりに気をつけた運営ならば、です)
「でも、もし万が一にでも出ちゃったらどうするんだ…」
と言い出すかどうかの話。
本来はそーです。
ただ講演の場合は、それとは別に、
「お客さんが安心して集まれるかどうか」
という議論が加わるから、ちょいややこしーです。
最近はようやく、勇気を持って開催してくださる主催者も、
増えてきました。
3月から10月いっぱいまで、オンラインを除いて、
一般向けの講演は、
きれ〜〜〜〜〜〜〜い!!に「全滅」でしたが、
11月、ようやくいくつか復活いたしました。
一番最初に、「やります」と力強く言っていただいたのは、
北海道は恵庭市。今度の水曜日です。
わざわざ北海道大学の感染症の専門家を会場に呼んでチェックしてもらい、
「これなら全然オッケー!」というお墨付きを得ての開催。
中止(または延期)にしちゃう方が、ラクで確実なのですが、
「できるかどうかではなく、やるかやらないか」でのご判断。
「てんびん」に、しっかりと掛けられたのだと思います。
どちらが、市民の方々にとって本当によいのか。
「開催しない方がいい vs. 開催した方がいい」
ちゃんとてんびんに乗っけて。
勇気だけではなく、
「例年ならばやらなくてもいい作業」「受けなくてもいいクレーム」
などなどもたくさん引き受けて。
それでもやった方がよい。学んだ方がよい。その方が住民の健康にとって、
プラスになるはずだ。
…そこまで思っていただいたら、ぼくだってめっちゃ張り切るので、
そりゃ、来られたお客さんのことは確実に幸せになっていただけるよう、
全全全全全んんん力を振り絞ってがんばりますから、
実際、確実に幸せになっていただけるはずなのです。
だから、てんびんは、「開催」側に傾くのです。
そーゆーものなのです。
タイトルも素晴らしいですよね。
こーゆータイトルで、本当におもしろく、しかもためになり、
しかもおもしろくてためになり、確実に笑えてしっかりためになる(くどいですね)、
そーゆー話は、日本国内には、
できる人はそんなには多くないと思います。
いや、「感動できる話」が上手な人とかね、
そのために、多少怪しい話も平気で入れちゃう人の中には、
おもしろく話せる人もいるでしょうけどね。
NHKで放送しちゃってもOKなくらいのレベルで、
(最近あやしい情報も増えてますけどね、Nさんも)
笑えるように話せる人は、ホントに少ししかいないと思いますよ。
じぶんでいうのもおこがましーですが。
今週も浜松で、一般の人向けに話してきましたが、
「ホントよく笑わせてもらいました。いい一日になりました」
と、思い出し笑いしながら帰って行かれる人もおられました。
たかだか90分の話で、「いい一日」。
うれしーじゃないですか、まったくもう!!!
だって、ぼく、
がんばりますもん。ホントに。
お客さんのために、というのはもちろんのこと、主催者さんのためにも。
何かあったらすぐに責任を問われちゃう立場なのに、
開催の決断をしてくださった恵庭の関係者の皆様には、
本当に「敬意」なのです。
そう思える主催者さんに会える確率が、以前よりも増えそーなのは、
こんな状況下になっちゃった中での、数少ない「よいこと」かもな。
…と思う今日この頃でーす。
とか何とか言ってるうちに、感染者(陽性者)数が、
東京も北海道もいきなり激増中ですね。
今のところまだ大丈夫ですが、
「延期」のお知らせが来ないとも限らないので、
あわてて投稿。
神様!!なんとか来週、恵庭に行けますように!!
おねげーしますだ!!!
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