2018年09月04日
「好きなことわざ」
いつも長文ばっかなんで、たまには短いのもいいかなと。
好きなことわざは、たくさんありますが、
ぼくの中のダントツ1位は、
「短気は損気」です。
意味そのものは別に何とも思いませんが、「姿かたち」が大好きなのです。
だってね、最後の「気」は、とりあえずただくっつけただけなんですよ。
本来ならば、「短気は損」。でもそれだと、ふつーすぎて耳にも頭にも残らない。
で、「気」。少しも何にも意味はなく、語感のリズムのためだけに、「気」。
「損気などという日本語はない」と、叱られちゃいそうなのに。
でも、そしたら一躍、国民的大ヒット!!
「言葉の持つ力は、意味だけじゃないんだ」ということ、
「正しいだけが正解じゃないんだ」ということを、
こうまできれいに一発でわからせてくれる事例が、他にあるでしょうか。
「響き」。
素晴らしいですね。「タンキはソンキ」。日本人の大好きな7字だしね。
めっちゃ学ばせてもらって、その応用をいろんなところに使いまくってます、ぼく。
もちろん、伝えたいことを伝えるための小道具として。
そして、つい意味だけで考えてしまうのを戒めるための、一種の呪文のようにも。
ね、いいことわざでしょ。
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