北折一ブログ

2014年06月27日

最近のお仕事でA 〜島根編〜


島根県は松江と出雲、2日連続でのお仕事をいただきました。
こーゆーの、大好きです。
というのも、主催者の方に「研修」と「講演」の両方を見ていただけるから。
研修ではおもに「ひとに伝わる伝え方」、すなわち「プレゼンテーションの心構えとテクニック」
を扱ってます。
これって、じつはものすごいプレッシャーなんですよ。
だって「人に伝えるには…」って話をしている人間のプレゼンが面白くもなんともなかったら、
そこで扱ってる内容そのものが「机上の空論」であることの証明をしてるようなもんですからねえ。
たとえて言うならば、「好感度」講座の先生がまったくイケ好かないヤツみたいなもんですから。
実際、2度ほど似たようなプレゼンの研修をされてる先生を目撃しましたが、かなり残念な出来だったんですね。
いきなり「コミュニケーションとは」の説明から始まって、学問上の方法論の分類のようなのを延々と、みたいな。
まあね、それでも研修を受ける人は真面目だから熱心に学ぶんですけどね。
その点、今回のようなケースは「人にものを伝える目からウロコのようなテク」を思いっきりエラそーに語る上に、
本当にその方法論で行けるのかどうかを、一般住民を相手に公開実験し、「ほらね!ホントでしょ!!」と証明する場がセットになってるワケです。
なので、プレッシャーはハンパないんですけど、はまった時の達成感はしゃべる方も受け取る方もすごいわけです。だから好き。
自分で言うのもなんですけど、前日3時間も学んだばかりの「演出テク」のひとつひとつが、まさに目の前で次々と実証されていくだなんて、これ「トリハダもの」ですよねー。…って、うまくいけばの話ですけどね。まあでもプロの落語家だって出来不出来があるわけですから。必ずウケるギャグがウケない日もあるんですから。志の輔さんのパルコ1カ月公演だって、同じネタなのに日によって、アレ?って思うほど違ったときもありましたからね。(⇒すみません、うまくいかなかった日のために予防線張ってるだけです。。。)

じつは松江には去年の今ごろ、「しまね子どもをたばこから守る会」のお招きで講演させていただいてました。それを聴いてくださった島根県国保連合会の方がすぐに舞台裏に来られて、その場で即決。「平日の研修と休日の講演をセットで、来年の今ごろ」と。それが今回のお仕事です。
うれしいことです。今自分が聴いたものを仲間にも聴かせてほしい、という発注は。

それはそうと今回は、また別のうれしさがあったから書いてます。(つーか、ここまでの前説が長過ぎですみません。)
手話通訳の方がついたんですけどね、ぼくはいつもとてもとても不安になるんです。
なぜならば、ぼくの「芸風」として、かなりのスピードで話す上、「意味は同じだけどニュアンスは違う」言葉をすごく多用しています(肥満とデブ、とかね)。訳し切れてるか不安ですし、どの程度伝わってるかを知る手立てもないので不安。しかも、90分の講演だとスライドを120枚くらい使い、大量の文字が飛び交うため、お客さんがスクリーンと両方についていけてるかも不安。
なので、始まる前に120枚のスライド全部をお見せして内容を一通りお話しすることにしました。たまに、「あ、見なくても大丈夫ですから」なんておっしゃる通訳の方もあり、テンション下がるので、恐る恐る「見てみますか?」だったのですが…。
そしたらなんと!めっちゃガッテンファンだったんですよ〜。その通訳の方々。しかもかなり筋金入りの!!
高齢者の独り暮らし二人暮らし世帯で起こる可能性のある「低栄養」の話題に関しては、「あ、私つけてました、10食品シート。」よく噛むことで、肥満予防になるだけでなく寝たきり予防にもつながるという話については、「あれですよね、ロバに入れ歯を入れた話が出てきた…」と、何年も前の放送の本題ではない部分まで覚えてるし、目玉焼きの話題では、「これ、ホント違うんですよねー。ほんのちょっとのことなのに」ですって。あらためてすごい番組だよなーと、しみじみしちゃいました。

不安どころかファンになっちゃったんで、初めてこちらからお願いして手話通訳さんと記念写真も撮りました。
こんなコアなファンの方のご期待を裏切らないような番組が、これからも放送され続けることを、切に切に願っております。
















posted by kitaori at 00:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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