北折一ブログ

2018年06月22日

「自称・鍾乳洞好きからの報告。&爆笑、のちしんみりの、こぼれネタ。」


長年の懸案であった、山口の秋芳洞に、ついに行くチャンスを得ました。
多くの観光客は、@白い岩と草原の秋吉台を展望台から眺め、A数分間散歩をして、B秋芳洞を一通り見て終了、だと思いますが、それじゃなんとももったいない!!!ノンノン!!な感じです。
なので、「マニアック」とまではいかない、「軽いツウ」な感じの楽しみ方をご紹介しますねー。(レンタカー使用を想定してます。) これから行かれる人の楽しみを奪っちゃわないよう、細かな描写は避けときますね。と言いつつ、今回もやや長文化しそう。。。

1.秋吉台(有名なんで写真無し)
 着いたら真っ先に展望台に上がって全景を見たい、という衝動を抑えるのは困難なので、とりあえずそうしてください。ここでのおすすめは、ボランティアガイドさんに一声かけることです。人によっていろいろだそうですが、ぼくの場合は、一見全くそうは見えないけどマニアックなおばあちゃんが、どうわああああ〜〜〜っと怒涛のように説明してくれるのが、とっても素晴らしかった!!自然のことだけでなく、「戦後史」もとってもおもしろいのです。近隣のおすすめスポットも丁寧に教えてもらえます。
で、そのあとすぐに散歩…したい気持ちをグッと抑えて、すぐ近くの無料の「秋吉台科学博物館」に。ここは必ず、無理やりにでも散歩欲求を抑えた方がよい!!ぼくはそれができなかったことを後悔しています。
先に博物館に行くと、歩くときに見える景色がまったく変わりますから。岩肌の見え方も変わるし。そして、なんといっても、「地下100メートル」を想像しながら歩けるし。
でね。こんな展示がゴロゴロあるんですよ。
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この広大な野っ原をサイやらゾウやらトラが歩いてたと思って歩くのとそうでないのでは、全然ちゃうでしょ。
20分くらいの無料の映画は、声を掛ければ一人でも見せてもらえます。古い作品で、目の肥えた人には少々もの足りない構成ですが、空撮映像で全体や周辺集落が見えるのがキモ。やはり歩く時の視点が変わります。時間があればぜひ!

2.次は、大正洞
 秋芳洞の前に行っとかなきゃ。梅雨入り前の緑の美しい観光ベストシーズンの土曜日なのに、なんと完全に独り占め。立派な鍾乳洞まるまるひとつに、最初っから最後までずっと自分一人。「ちょー」が5つつくほどたまりませんぜ。まだ若い洞窟なので、インスタ映えしそうなカッコイイ鍾乳石はないのですが、受付から洞窟までのアプローチと、帰り道のコース取りがいいんですよ。原生林に苔むした岩とかね。帰りに、「名残惜しんでくださいね」的な岩くぐりが配置されてる、心配りがすばらしい。
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しかもね、懐中電灯貸してるんですよ。誰にも邪魔されずに自分で好きなところを照らして覗き見る感覚も、素敵なのですわ。なんで誰も来ないのか不思議なくらい。秋芳洞しか行かないなんておばかでちゅねえ、みんな。な感じ。

3.ここまで来たら、景清洞(かげきよどう)。
 ヤバいんですよ、ここがまた。秋吉台と大正洞で時間を使いすぎちゃったことが、マジ後悔。仕事さえなければ、次の日にまた出直してきたのにい(泣)。せっかく来たのに、この鍾乳洞の一番のお楽しみを、味わえなかったのです。徒然草の「仁和寺のぼーさん」的な感じ(あの、「山までは見ず」としてバカにされた僧のことですね)。20180617_200601.jpg
まそれでも十分なほどなんですけどね。なんてったって、巨大空間。一見しょぼそうなのに、想像つかないほどでかいのです。巨大1枚岩の下に神社に車道?と思うほどの道。しかも奥がまたドカーンと広くて、全行程完全バリアフリー、車いすで行って帰って来られるのです。石垣で護岸された川沿いのコンクリートの道を歩くんで、興もそがれるかと思いきや、大正洞とは全然違う、日本でも指折りの空間の巨大さが、それを許してくれちゃうのです。こんな巨大洞窟に、ぼくのほかにはカップルが一組だけ。ほぼ独り占めみたいなもんです。
スケール感がわかりにくいので写真は載せません。
でも1枚だけ。最奥部にはこんな看板が。
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「一般観光コース終わり」。
そして奥にポツンと見えてる灯りの上部には、ぼんやりと「探検コースはじまり」。
そう、「山までは見ず」が、まさにここなのです。照明なし完全漆黒の天然洞窟を、案内も無しに自分らだけで進むコース。サンゴ天井にカスリ天井、ミニ百枚皿など、魅力的な名前の着いた地点が目白押しの60分コース。
サンゴの化石もたくさんあるそうです。子どもが腰をかがめるほどの低い天井にジャバジャバと水の中を通るところもあるみたい。ああ、もうなんで時間がないかなあ(泣)。何といっても、受付で長靴とヘッドランプ付きヘルメットを借りて軽く説明聞いたら、「あとはご自由に」なほったらかし感が素晴らしいです。
なんかね、この闇が、「現世、ここまで」みたいでしょ。そして奥には「魔界に向かうバス停」みたいな。ここに、ポツリと一人でいるだけで、ゾクゾクしちゃうのです。
あ、お子さん連れの人は、すぐお隣に遊園地もキャンプ場もサファリランドも温泉もあるので、一泊がマストですね。

4.子どもの頃から来たかった、秋芳洞
 いよいよメインイベント。ここはね、秋吉台のところからエレベータで向かう入り口もあるのですが、絶対にぐるっと回って、正面から入ってください。駐車場は近づくにつれて100円ずつ高くなりますが、安いところ(100円)でも十分近いです。
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古い観光地的なお土産商店街を通って、気持ちのよいせせらぎの森の道を少し歩いたら、いきなりどどーん!!と。
なんか湖南省?四川省?な感じもするほどのスケール感。中から川が流れ出ている構造は、景清堂と同じですが、巨大岩壁の中から滝、ですからねえ。もちろん中もすごいですわ。
子どもの頃からきれいな鍾乳石の写真ばっか見てたから全然知らなかったけど、むしろすごいのは、景清堂からまた何倍も膨らんだ巨大空間ぶり。春休みに行ったベトナム(マジ、ハンパない!)ほどではないにせよ、ベトナム行かないなら絶対外しちゃいけないレベル。もちろん国内最大です。でかいです。ま、ここは有名なんで、それ以上の説明は要らないですね。ちなみに、この青い池には、巨大な魚が泳いでます。さて何でしょう?
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…てなわけで、どーせ行くなら、やっぱ絶対この順番がおススメだな。さすがは、石灰岩地帯です。
おばあちゃんガイドイチ押しの「銅山」と、地元の美人保健師さんイチ押しのパワースポット・別府弁天池には行く時間がなかったのが、今回の心残りです。秋吉台にはいくつか登ってみたい小山も点在してるしね。まあまた次回!!

あ、こぼれネタ忘れてた。
じつは同じ週に出かけた大分県佐伯市の話です。
ここもまた、巨大な石灰岩地帯で、
あ、やっぱ長いんで明日か明後日また。
posted by kitaori at 02:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記